HTMLとは

入力練習の準備

  • 管理フォルダーを作成(このとき、日本語使用不可)
  • Cドライブ直下に「myName(自分の名前を英字で)」フォルダーを作り管理する
  • その中に「日付フォルダー」を作り、データを管理します(最初の段階では日付、後にプロジェクト名で管理します)

ブラウザに情報を表示するためにはHTMLで記述する

  • ブラウザに伝える内容を表示するためには、HTMLで記述する必要があります
  • ですから情報を発信しようとすれば、必ずHTMLのルールを理解する必要があります
正しいHTMLを書く必要がある
  • セマンティックWebsemantic web):1998年にティム・バーナーズ・リー氏によって提唱された技術であり、「情報リソースに意味(セマンティック)を付与することで、人を介さずに、コンピュータが自律的に処理できるようにするための技術」と定義されている

20140202160025

HTML:HyperText Markup Language
  • Webページを記述するためのマークアップ言語
  • Webサイトの作成において、コンピューターが理解できる言語を用いて伝える必要があります

ハイパーテキストのための、文書に目印を付ける方法を定めた文法上の約束」ということになります。

ある文章の中にある言葉から、関連のあるページのその言葉にリンクしてあること。
それが「ハイパーテキスト」という概念です。

正確な意味を理解するには、「仕様書」と呼ばれるW3C(World Wide Web Consortium)が策定したルールを読むことが必須です。

HTMLの目的
  • HTMLはネットワークでつながった世界中の文書を関連づけ、それを有益な情報としてコンピュータで分析できるようにする役割を持っています
  • コンピュータのプログラムが「リンク」をたどって世界の文書を収集し、その「構造」を分析・管理することを可能にします
HTMLの基本ルール
  • 日本語で入力した文字はそのまま表示されない(他国語も同様)
  • マークアップという意味付けをすると表示できる
  • HTMLでは、大きさ・色のなどの修飾は直接記述しない

Markupとは

  • 文章に、目印(荷札:タグ)をつけていくこと
HTMLタグ
  • コンピューターに対しWebサイトの構成要素を教えてあげるために使われます
  • マークアップ:HTMLタグを付ける

タグ

  • 「開始タグ」と「終了タグ」で囲む

属性

  • 開始タグの中に<タグ名 属性=”値”>という形で「属性」を書くこともあります


記述する内容は3つ

  • どこから = 開始タグ
  • どこまで = 終了タグ
  • 要素の種類 = 要素タイプ

開始タグ

  • 「<」と「>」の間に「要素名」を書く。

終了タグ

  • 」の間に「要素名」を書く。

一般的な呼び方

  • 「 < 」「 > 」:アングルブラケット
  • 「 [ 」「 [ 」:ブラケット
  • 「 { 」「 } 」:カールブラケット(ブレース)
  • 「 ( 」「 ) 」:パーレン
HTMLの入力の仕方

1行目の「<html>」の入力の仕方を順序で説明すると以下のようになります。


まず、開始タグを入力。

  1. 「<」左アングル・ブラケット:小なり(less than)
  2. 「html」と入力
  3. 「>」右アングル・ブラケット:大なり(greater than)

続いて、

  1. 「enter(return)」キーを2回押し、1行空ける

続いて、終了タグを入力。

  1. 「<」左アングル・ブラケット:小なり(less than)
  2. 「/」スラッシュを入力
  3. 「html」と入力
  4. 「>」右アングル・ブラケット:大なり(greater than)

その結果、以下のような「開始タグと終了タグ」のセットができます。

<html>

</html>


使用するキーは、

要素(Element)
  • 開始タグと終了タグに囲まれた範囲のことを「要素」と呼びます

HTMLの記述内容

DOCTYPE宣言(文書型宣言)
  • 現在の標準規格HTML5
<!DOCTYPE html>
html要素
  • HTML文書の最上位の要素であり、文書全体を包括する要素となります
  • 一般的に「lang属性(文書の言語コード)」を記述するのが慣例となっています
<html lang="ja">

</html>
head要素
  • ブラウザーが表示のために必要な情報や文書の補足情報を記載します
<head>

</head>
文字コードの指定
  • head要素の中で必ず文字コードの指定を行う必要があります
  • title要素が文字化けをしないように、title要素の前に記述します
<meta charset="UTF-8">
title要素
  • ブラウザーのタブ部分に表示される情報です
  • そのページの内容を適切に表す文言を記述します
<title>ページタイトル</title>
meta要素
  • metaphor
  • ブラウザー画面には表示されないけれど、文書の情報として必要なものを記述します
  • charset属性のみ、日本語の表示が文字化けしないようにtitle要素の上に記述子ます
<meta charset="UTF-8">
<title>ページタイトル</title>
<meta name="description" content="文書の概要が入ります">
雛形のコードサンプル
  • descriptionは、サバー上にアップロードする前に記述します
<!DOCTYPE html>
<html lang="ja">
<head>
<meta charset="UTF-8">
<title>ページタイトル</title>
</head>
<body>
</body>
</html>


HTML記述
  • <!DOCTYPE html>でHTMLの宣言をする
  • htmlタグで「headタグ」と「bodyタグ」を囲む 
<!DOCTYPE html>
<html lang="ja">
<head>
<meta charset="UTF-8">
<title>Document</title>
</head>
<body>
  
</body>
</html>

headタグ内にWebサイトの内部情報を書く

  • headタグの中に記述するものは、主にWebサイトの内部情報となります
    • 文字コードの設定
    • レスポンシブ対応(モバイル対応)の設定
    • CSSファイルの読み込み
    • タイトルの設定

bodyタグ内にWebサイトの構造を記述する

  • bodyタグの中に記述するものは、主にWebサイトの目に見える部分となります

実務でよく使用するタグ

  • h1〜h6 タグ
  • p タグ
  • a タグ
  • ul / ol / li / dl / dt / dd タグ
  • imgタグ
  • table / tr / th / td タグ
  • div タグ
  • headerタグ
  • navタグ
  • mainタグ
  • section タグ
  • article タグ
  • asideタグ
  • footerタグ
  • spanタグ

文書構造とは

  • 「文書構造」つまり、ページ内容のツリー構造を指します
  • この文書構造を理解するには「パラグラフの概念」を理解する必要があります

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